カイロプラクティックとは?

カイロプラクティックは、米国で100年以上の歴史がある脊柱の専門家です。現在、カナダ、スイス、イギリス、オーストラリア、オランダなど、44ヶ国で法制化され、世界中の人々の健康に貢献しています。カイロは、アメリカでは「バックドクター」と親しまれ、腰痛や頭痛など、背骨を原因とするさまざまな症状のときは、病院にいかずカイロにいくことが普通になっています。

 

カイロの法的資格のない日本では、国際的な教育基準を満たした専門教育を受けていない人達もいますが、私たちは世界的に評価されているオーストラリアの名門RMIT大学でカイロと健康科学の学位を取得しているので、安心していただけると思います。

※この学位により、アメリカはじめカイロが法制化された諸外国においてもカイロプラクターとして認められます。(勤務には当該国試験合格を要します。)

日本ではまだ法制化されていないため、正規に治療行為として行うことはできませんが、脊椎への手技を中心として施術し、筋骨格系の異常を整え、神経の働きを回復することでケアをしていきます。

 

 

 

脊柱ケアの専門家=カイロプラクティック

インターネットの出現で、

「自分の病を理解し、最新の治療法の情報を集めて効果的な治療を受けたい」

「自分の健康は自ら守りたい」

といった、健康リテラシーの高い患者さんが増えています。

このサイトをご覧になっている皆さんも、ご自身の問題解決法を見つけようとネット検索をフル活用してたどり着かれた、健康に関する意識の高い方だと思います。そうした皆さんは、姿勢や体の癖といった生活習慣が影響するおおくの病気は、薬を使わなくても改善や予防可能で、早い段階から予防に心がけて発病を防ぐことが望ましいと知っています。

医療費の自己負担が大きく、日頃から健康管理をしないと自らを守れないアメリカでは、西洋医学のほかに、代替医療(カイロプラクティック、サプリメント、鍼灸、ヨガなど)が盛んに利用されています。

現在、アメリカ国民の42%が代替医療を利用し、その自己負担額は西洋医学のドクターに支払われる金額に匹敵します。

代替医療のなかでも人気が高いのがカイロプラクティックです。健康大国のアメリカで、なぜカイロの人気が高いのでしょうか。その理由は単純で、「効果が高いから」です。そして、その効果は利用者の感想だけではなく国家的な研究によってもエビデンスが確認されているからです。

さらに、アメリカでカイロプラクティックは大学での専門教育と国家試験をパスして信頼を保証された人だけが、カイロプラクティックをすることができるからです。

その信頼性を保証された者が「カイロプラクター」です。

急性腰痛(ぎっくり腰)の治療経過

激しい痛みで寝起きもままならない急性腰痛(ぎっくり腰)は、やってしまった人にとって大惨事でしょう。海外の急性腰痛治療ガイドラインでは、ほとんどの急性腰痛(ぎっくり腰)は、2〜4週間以内に改善すると書かれていますが、1日も早くいつもの生活を取り戻したいとお考えのはずです。

過去に数多くの急性腰痛(ぎっくり腰)を治療してきた経験では、2回から3回で治療を完了するケースが大多数です。要する期間は1週間が最も多く、期間中に2回の治療というのが普通です。2回目の治療で経過が良ければ、それで急性腰痛(ぎっくり腰)治療は終了になります。2回目治療後に、まだ痛みが3割以上残るケースでは、もう一回治療を追加します。

まれにですが、2回目来院時に検査したらほとんど改善していないケースに遭遇することがあります。その多くは、日常の活動における注意事項がうまく守れなかったり、不用意な動作で傷が開いてしまうといったことが原因でしたが、なかには治癒を妨げるそのほかの要因が隠れていることがあります。

傷ついた組織の修復には、コラーゲンの再生が重要ですが、その再生力がもともと弱いと、ぎっくり腰の治りも非常に悪くなります。コラーゲン再生は、線維芽細胞という細胞がやってくれますが、あまり動いていない組織の線維芽細胞は、活性度が低下しているため、いざ働こうとしてもすぐには活動できません。

別な要因として、ストレス状態にある人は、ストレスに抵抗するホルモンがたくさん分泌されて、体の中で酸化が進みます。酸化を防ぐ抗酸化物質が大量に消費されます。腰部の損傷部位でも、組織修復に伴って酸化が進みますので、そこでも抗酸化物質が消耗されるのですが、すでにストレスに使われているため、十分コントロールすることができない可能性があります。

その辺も含めて、急性期の活動や生活のしかたも指導していますので、しっかり守っていただくと、回復も早いでしょう。

重症腰痛例でみられる男女差

姿勢が腰痛の痛みや生活への影響力に関連するといわれますが、それは女性ではいえても、男性はまた違うようです。

ポルトガルの大学で地域住民を対象としたパイロット研究では、男性170余名、女性310余名について、矢状面立位姿勢と問診およびSF-36による腰痛評価の関連を調査しました。

その結果、男性では矢状面アライメントの違いによる腰痛の重症度には、関連が診られませんでした。女性では、骨盤傾斜角と仙骨傾斜角が大きい場合、それらが中等度の女性に比べて腰痛が重度となるリスクが高いことが認められました。また女性の矢状面垂直軸高値群は、低値群と比べて身体的QOLスコアがもっもも大きな差がありました。

研究者は、「一般成人における非特異的腰痛の原因をスクリーニングするツールとして、矢状面立位姿勢の有用性は限定的だ」と述べています。

急性腰痛治療後の増悪・不快感について

急性腰痛、いわゆるぎっくり腰は、カイロプラクティックによって速やかな改善ができる症状のひとつです。ごく希にですが、治療翌日になって痛みが増悪したり、不快感を訴えることがあります。

増悪したケースの特徴は、発症当日の来院でやっと動けるくらいの重症度が多いようです。不快感出現ケースでは、発症後2週間以上痛みが続いている症例でみられるようです。

痛みの増悪では、治療後に指示した生活上の注意が守れていなかったり、不意な動作などが悪化の原因として多くみられます。不快感を訴えるケースは、痛みに恐れや不安感を持ち、安静にしたがる患者さんが少なくありません。

注意したいのは、圧迫骨折や脊椎終板損傷のケースです。症状は、椎間板由来の腰痛と非常によく似た反応を示しますが、同じように治療すると、半日以内に増悪することがあります。

また、悪性腫瘍の骨転移などの場合は、患部へ直接手技を施しても、反応しないか、増悪を見ることが多いようです。しかし、間接的な治療で一時的に痛みが軽減するため、患部を直接治療しない主義の治療者にとっては、初診の検査で見落とすと、適切な医療処置を受ける機会を遅らせることにもなる、難しい問題となります。

国際基準のカイロ教育では、これらのようなケースもしっかりと評価できるだけの学習がなされ、必要なときはすみやかに専門医に紹介することを徹底しています。