腰痛と大腰筋

大腰筋は、腰椎から始まり、骨盤、股関節の前側を通過して股関節の内側にある小転子に着く長い筋肉で、いわゆる「ヒレ」肉の部分にあたるものです。

大腰筋は、腰椎のポジションを左右する重要な働きを持つ筋肉で、腰痛に関わっていることが多くみられます。

大腰筋をうまく働かせると、骨盤と腰が安定し、しっかりと体を支えるポジションを作ることができます。大腰筋が働かないと、腹筋や背筋が過剰に働いて体を安定させようとするので、どうしても無理がかかります。その結果、腰痛の原因となるわけですね。

大腰筋は、水分の過剰摂取や冷えに弱い筋肉です。冬はもちろんですが、夏場もクーラーで体を冷やしたり、冷たい飲み物をたくさん飲んだりすると弱くなって腰痛を起こすことがあります。

7月後半は、ぎっくり腰の患者さんが増えました。その多くに大腰筋の問題がありました。話を聞くと、やはり水分の取り方がまずかったり、クーラーをかけたまま寝ていたということでした。

このタイプのぎっくり腰には、患部の修復処置だけでなく、大腰筋のリカバリー、水はけをよくし体の冷えを取る治療が必要です。

ご自身でできる対処は、水分をこまめに少しずつ取るようにすることですね。具体的には、30分に一回ぐらいの頻度で、一口だけ水を飲むようにします。冷えを取るには足湯が効果的です。くるぶしより上まで熱めのお湯に5分以上つけて温めます。これだけで、随分と腰痛予防になるはずです。

 

脊柱ケアの専門家=カイロプラクティック

インターネットの出現で、

「自分の病を理解し、最新の治療法の情報を集めて効果的な治療を受けたい」

「自分の健康は自ら守りたい」

といった、健康リテラシーの高い患者さんが増えています。

このサイトをご覧になっている皆さんも、ご自身の問題解決法を見つけようとネット検索をフル活用してたどり着かれた、健康に関する意識の高い方だと思います。そうした皆さんは、姿勢や体の癖といった生活習慣が影響するおおくの病気は、薬を使わなくても改善や予防可能で、早い段階から予防に心がけて発病を防ぐことが望ましいと知っています。

医療費の自己負担が大きく、日頃から健康管理をしないと自らを守れないアメリカでは、西洋医学のほかに、代替医療(カイロプラクティック、サプリメント、鍼灸、ヨガなど)が盛んに利用されています。

現在、アメリカ国民の42%が代替医療を利用し、その自己負担額は西洋医学のドクターに支払われる金額に匹敵します。

代替医療のなかでも人気が高いのがカイロプラクティックです。健康大国のアメリカで、なぜカイロの人気が高いのでしょうか。その理由は単純で、「効果が高いから」です。そして、その効果は利用者の感想だけではなく国家的な研究によってもエビデンスが確認されているからです。

さらに、アメリカでカイロプラクティックは大学での専門教育と国家試験をパスして信頼を保証された人だけが、カイロプラクティックをすることができるからです。

その信頼性を保証された者が「カイロプラクター」です。

嫌なことがある日の朝食

自分に不利だったり、不公平であってもなにも得られないよりはマシな状況を選択するかどうか、意志決定するときには、脳の報酬系に関わってるドーパミンなどの神経伝達物質が影響します。

ドーパミンは、チロシンというアミノ酸から作られますが、高炭水化物食を取ると、チロシンの血中濃度が下がるため、ドーパミンの産生も少なくなり、選択を拒否したくなるようです。そうなると、なにも得られないので、結果的には損することになりますが、気分的にはそちらを選びたくなってしまうのが、ドーパミン不足のときです。

このような、食事内容で意志に影響することは、実験によっても確かめられています。政治家の皆さんには、ぜひ低炭水化物メニューで国会に臨んで頂きたいものです。

うつ病の寛解や再発を予想する要素

大うつ性障害が寛解するかどうか予想するのに、特定の抑うつ症状が早期に改善することが指標として有用です。その症状とは、

  • 悲しい気分
  • 陰性自己評価
  • 感情の鈍化
  • 活力低下
  • 落ち着きのなさ

うつ病が寛解した後にも、次のような症状が残っていると再発しやすいようです。

  • 不穏(行動に落ち着きがない、穏やかでない、そわそわしている)
  • 不眠
  • 体重変化

 

腰痛に伴う変形性関節症の病理的原因

高齢者の腰痛や肩こりでよくみられる変形性関節症では、特定のたんぱく質によって、関節軟骨の石灰が進むこと分かってきました。

変形性関節症は、加齢や繰り返された関節への負担が蓄積して、手足や脊椎(せきつい)の関節の軟骨が摩耗してしまうものです。腰痛の直接的な原因とは言えないのですが、腰椎に変形がある場合は、朝起きるとき、長い時間同じ姿勢をしていた後などに、こわばるような腰痛がひどくなるという特徴が出ます。変形性関節症を持っている方は、国内に2000万人以上いると推定されます。これまでは、どうしてそうなるのか、仕組みが不明で、根本的な治療法を考えることができませんでした。

東京大学整形外科の研究チームは、軟骨細胞で、「HIF2A」というたんぱく質を過剰に働かせると、変形性関節症の特徴である軟骨の石灰化が進むことを発見しました。そこで、マウスのHIF2Aを働きにくくしたところ、膝に負荷をかけても、変形性関節症になりにくくなりました。さらに研究を進め、変形性関節症の患者では、健常者と比べて、HIF2Aの働きが高い人の割合が多いこともわかってきました。

このたんぱく質の働きを抑える薬が開発されれば、変形性関節症の治療が可能になることが期待されています。