副腎疲労タイプ=腎陰虚タイプ
安静時から交感神経が緊張して、起立時の交感神経反応が過剰なタイプ。副腎疲労により、アルドステロン分泌が低下して、交感神経抑制ができなくなります。
継続的なストレス負荷による副腎疲労では、特にコルチゾールを中心とした抗ストレスホルモンの分泌量が減少して症状があらわれます。めまいや耳鳴り、健忘、足腰がだるい、性欲の減退といった症状が代表です。
副腎機能の低下による副腎アルドステロン分泌不全が起こります。アルドステロンが不足すると、腎臓での水分再吸収量低下をきたします。そのため利尿が亢進して体内の水分量が不足して、口渇、のぼせや四肢末端のほてり、顔面紅潮、イライラ、不眠、多夢、寝汗、硬い便などといった症状があらわれます。
特徴は、頻尿と不眠です。
また、グルココルチコイドの減少によって、肝臓での糖新生が低下するので、空腹時に血糖を維持することが難しくなり、糖分を欲しがるようになります。インスリン分泌が過剰になると、インスリンによって視床下部傍室核が活性化し、副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンCRHが放出されて、さらに副腎疲弊を強める結果になります。そのため、腎虚では糖質摂取をうまくコントロールして、悪化を防ぐ必要があります。
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