左右脳バランス、自律神経、感覚異常、運動障害を改善

当院の治療方針

当院の基本的な治療方針は、「最適な手段の選択による専門的アプローチで最短・最大の効果を目指す」ものです。病院や他の治療院で改善が見られなかった患者さんを多数治療してきた経験と、さまざまな治療手段を研究してきた結果から、難しい状態の改善には正確な分析から最適な手段を選択することが必須であると結論しました。どんなに優れた手段、テクニックでも、それひとつですべての問題を解決することはできません。しかし、適切に組み合わせることで解決につなげる研究を進め、現在の治療方針となりました。
 
この方針で治療を進めて行くには、本気で治したいという患者さんご自身の強い決意が必要です。以下の項目をよくお読み頂き、納得の上でご来院下さい。

皆さんの症状が、体になにが起きた結果であるかを分析します。分析精度を高くするため、適切な問診と正確な検査が必要になります。初回には、時間をしっかりかけていきます。
 

症状が痛みや痺れといった異常感覚であれば、急性痛と慢性痛に大別しそれが神経・筋・支持組織・関節・椎間板・循環・中枢神経のどれに原因があるのかを突き止めます。さらに、痛みの強さ、感受性、持続を評価します。これは、治療の強度を決定するのに大切な情報であるとともに、回復過程を数値化する目安になります。
 

原因となる組織が決定したら、そこにどのような変化があるのか、その回復を妨げる変性や癒着などの要因や、関連する機能低下がないかなどを評価していきます。
 
ここまでは、患者さんがどんな状態にあり、脊柱ケアによってどう変えられるかを推測するための基本情報です。次に、どのように治療を進めていくかを調べてきます。
 

脊椎と骨盤、頭蓋骨、四肢関節がどうバランスを取っているかを調べます。そのために、コンピューター画像による姿勢分析ソフトを使って、正確に体の角度を出していきます。その情報から、脊柱ケアで体の位置がどう変わったのかを知ることもできます。
 

全体的なバランスが分かったら、重要ポイントの静的・動的な運動機能評価を行います。例えば骨盤では、左右にある仙骨と腸骨のアライメントと可動性、軟部組織との関連性などについて評価していきます。
 

身体全体として筋骨格といった体壁系では運動性と安定性どちらが問題になっているか、内臓系では自律神経と各臓腑の働きどちらが問題なのかを調べ、3つのカイロプラクティックカテゴリーに分類します。
 

全体のバランス、局所の運動機能、カイロプラクティックカテゴリーに基づいて、これから実施していくカイロプラクティック治療プランを作成します。こうして得られた症状の背景と考えられた問題とカイロプラクティック的問題、そしてその解決策は、患者さんに説明され、承認を得てから治療がはじまります。
 
LinkIcon具体的な治療プラン例
 

当院のカイロプラクティックは、症状の責任組織の状態をモニターしながら、仙骨後頭骨テクニック=SOTで全身バランスを整え、必要に応じてブレインケア、アクティブケア、東洋医学などの手段を講じていきます。そのため、腰痛や肩こりなどといったものだけでなく、多岐にわたる症状に効果的なアプローチを施すことが可能です。
 

これらの臨床判断は、POS(問題志向性システム)に準じてSOAPノートに記録されます。また、2回目以降は、各問題の変化をみながら、いつも最適な解決手段を選択できよう、修正や変更も逐次行います。
 

最初の状態により、健康回復にはいくつかの道順があります。
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治療のゴールは、患者さんの健康感の獲得にあります。それは、症状の一時的改善ではなく、いきいきと自分の体に合った日常生活ができるようになるということです。そこまで、皆さんをカイロプラクターが助けながら一緒に歩いて行きます。