口腔痛と舌痛


 

舌の痛みの治療について

とくに原因が分からないで舌が痛くなる症状があります。最近、特に40代から50代の女性に多く見られる症状なのですが、果たして、舌痛とは一体どのような状態なのでしょうか。


最大の特徴は、見た目には何の変化も見られないところです。舌の病気、たとえば舌炎であれば舌が通常よりも赤く腫れたりするでしょうし、舌がんであれば何か腫瘍みたいなものができていたりと、何らかの外見上の変化があるのですが、舌痛の場合は、一見何の異常もない舌になっています。外見には変化がないのに、舌の先端や、舌の縁がひりひりするように痛むのが特徴です。
舌痛については、なにが原因になるのかははっきりとはわかっていません。
舌痛症は特に40〜50代の更年期を迎えた女性に多いため、更年期障害のひとつではないかという意見もあります。最近最も有力だと言われているのが、心理的な病気ではないかということです。
また、歯科領域の原因として、入れ歯などが口に合わずに舌を刺激しているため痛む場合や、虫歯治療の時にかぶせた金属に対するアレルギーが原因の場合もあるようです。

口腔痛・舌痛の治療

歯科領域の原因を持つ舌痛については、歯科医による処置が第一です。しかし、多くの舌痛は医学的な原因がはっきり分からないものであり、心理療法や抗うつ薬などが試されることになります。
 
そうした舌痛には、大脳の機能が関係していることが考えられます。というのは、舌の痛みを感じる神経である三叉神経は、脳の働き具合に影響されて敏感さを増すことがあるからです。そのような状態を「中枢感作」といいます。 LinkIcon「中枢感作」について
 
中枢感作を低減することができれば、舌の痛みも改善することが期待できます。


WECAREでは、カイロプラクティックのもつ神経機能調整力を最大限に発揮させ、舌痛の根本に迫ります。
ご相談や施術ご希望の方は、お気軽にメールかお電話を。
 
カイロプラクティック

  • カイロプラクティックをおこない、脊柱を整えて肩甲骨を中心としたアライメント(整列)と動きのアンバランスを是正します。その結果、自律神経バランスが整います。そのうえで、解剖学に基づいた動かしかたで、舌に関係する筋肉を動かしながら、血流を改善していきます。