代替療法
*西洋医学と代替療法の統合医療
統合医療には、いくつかの考え方があります。
ひとつは研究者や各科の専門医など、異分野の専門家が協力し合うというものです。
もうひとつは、総合的に健康を増進させるという考えに基いて、現在医療制度の主流となっている西洋医学にカイロプラクティックや東洋医学をはじめとした代替療法を組み合わせ、医師を中心に治療を行うものです。
統合医療の流れは、アメリカで1990年代にはじまり、ベストセラー「癒す心、治す力」などの著作で有名なアンドリュー・ワイル医師らが活躍しています。
日本でも、渥美和彦先生を理事長とする「日本統合医療学会」では漢方や鍼灸などの伝統医学、指圧、マッサージ、カイロプラクティック、ヨーガ、気功、ハーブ(アロマテラピー)、ホメオパシーなどの専門分野があげられ、教育、研修の実態、カリキュラム、認定医師の資格などについて検討が行われています。また東京女子医科大学の「国際統合医科学インスティテュート」などが発足するなど、その流れは確実にはじまっています。
*注目されはじめた代替療法
では、なぜ西洋医学の医師たちが代替療法に目を向け始めたのでしょうか。
一つの理由は、医療費の高騰があります。医療費を高騰させているのは、高額の検査機器や長期にわたり使われる薬剤です。とくに、ガン・心臓病・脳卒中の三大疾病の予備軍とも言うべき生活習慣病を減らすために、多大な予算をつぎ込んできましたが、病気は増え続けています。そこで、そうしたものが必要がなく、利用コストの低い代替療法であれば、医療費を抑制できるのではないかと考えたわけです。
もうひとつの理由は、西洋医学が苦手とする分野に代替療法が有効ではないのかという期待があります。西洋医学の考え方は、人間をメカニズム、つまり「精密機械」としてみることです。そのおかげで、感染症、外科手術、救命救急分野では、めざましい成果を上げています。
一方、機能的慢性症状や生活習慣病などに対しては、メカニズムの解明がその克服になかなか結びつきません。そこで、メカニズムに対して人間を一個の全体としてとらえる「ホーリズム」を思想に持つ代替療法が注目されました。
*代替療法の分類
ところで、代替療法にはどういったものがあるのでしょうか。[[CAMUNet:http://camunet.gr.jp/]]を主催する上野圭一氏は、次のような分類((「いまなぜ「代替医療」なのか」上野圭一・CAMUNet著))をしています。
①各国の伝統医療(漢方、鍼灸など)
②現代医学に対抗して生まれた比較的新しい医学大系(カイロプラクティックなど)
③民間療法(真向法など)
④その他の心身相関療法(アレクサンダーテクニックなど)
*代替医療の特徴
これらの多くに共通するのが、「自然治癒力」を賦活するという考え方です。自然治癒力の存在は、生きている私たちが直感的に感じていることと思います。
しかし、自然治癒力を科学的に説明しようとしても、うまくいかないようです。そのため、医学的にはその存在は無視されていましたが、一部の医師たちのなかから、自然治癒力を積極的に利用しようという考えが生まれてきています。それが統合医療です。
*代替療法の問題点
今日の日本では、さまざまな代替医療が行われています。その市場規模は、年間1兆円に達すると推定されています。しかし、健康増進へほんとうに貢献しているかどうかは、正しく評価されていません。
今後は、代替療法のひとつひとつが健康増進に真に価値があるかどうか、有効性を科学的に検証して、より良い治療、または病気の予防に役立てることを目指す必要があります。
東京女子医科大学では、「国際統合医科学研究・人材育成拠点の創成」と題するプログラムに基づき国際統合医科学インスティテュート(IREIIMS)が設立され、大学院に統合医科学分野が、また、医療従事者を対象とするチーム制統合医科学育成コースが設立されました。
わたしも、その統合医科学人材育成コースの7期生として参加しています。
代替療法従事者が医師に協力して、国民の皆さんの健康ケアをするようになる日が近くに来ているかもしれません。

国際基準のカイロプラクティックを受けることができます。
全身の調子を整える自律神経は、時刻や気候、体調に影響され、常に変動しています。従来ある自律神経機能計測器では、その時々の状態を把握することしか出来ませんでしたが、新たに導入した計測器では、ストレスに対して自律神経がどのように反応するかをテストすることが可能になり、臨床的に意味のある評価が可能となりました。
この計測器を使って、効果を確認しながら自律神経の具合が悪い方を治療することが可能になります。

選択的脳冷却療法によるブレインケアは、全体の20%も熱を発生する脳を効率的にクールダウンする新しい治療法です。不眠やのぼせ、思考力低下、学習障害、スマホやパソコンのし過ぎによるなどでお困りの方はご相談ください。

花粉やアトピーなどアレルギー症状を和らげ、少しでも楽に生活できるよう星状神経節レーザー照射法と専門の鍼灸師による鍼治療を組み合わせた独自の緩和ケアを行っています。とくに花粉症には多くの方にご利用頂き、効果を上げています。
次のような方にはぜひ一度試していただきたい療法です。
・副作用や妊娠などでクスリを使えない
・薬物療法の効果を不十分に感じている
料金 3000円/回

高精度筋量計フィジオン導入により、部位毎の精密な筋肉量計測が可能となりました。(スポーツ研究や医療で使われるもので、フィットネスセンターやご家庭の体組成計より高精度で計測します。)
チェックポイント
・体重を支えられる筋量があるか(%MV<60%)
・左右の大腿の筋量に差がないか
・体幹と上肢の筋量が十分か
・筋量に見合った筋力があるか(立上がりテスト=WBI対/%MV)
どのくらいの強さで運動したらいいのか、どうしたら強いトレーニングをしても身体が耐えられるようになるのかをデータを元に科学的に決定することができます。
初回無料
2回目以降 1000円/回

介護士のお仕事をされている方限定で、「腰痛ケア」を無料で受けられるモニターを募集しています。費用は一切かかりませんので、安心してご応募ください。
・急な腰痛発症1週間以内にご来院できる方。
・1週間で3回の施術を受けていただける方。
・介護施設勤務の証明ができる方。
「ワタミの介護 レストヴィラ鎌倉常磐」にてカイロによるボランティアを6回にわたりおこないました。
ケアを受けたスタッフの皆さまの声
「カイロは初めてでしたが、ぜひまた受けたいと思いました。」
「いつも腰が痛くて大変でしたが、楽になりました。ありがとうございました。」
問診書を自宅でゆっくりと書いていただけます。
当日カルテの記入は不要になり、来院後すぐにお話を伺い施術に入れます。
個人情報保護方針のページを確認し、同意のうえボタンをクリックしてください。