めまいへのアプローチ
めまいを起こす原因をひとつづつ調整
- 慢性化しためまいは、頚椎や筋膜の異常、血液やリンパ液の循環、脳や神経バランスの乱れといった、さまざまな原因が積み重なっています。これらの原因をひとつづつ調整することが最も効果的です。
- 例えば、一般的なめまいである「良性頭位性めまい(良性頭位性眩暈症)」は、耳石の位置を元に戻すことで改善するとされていますが、なかには何度やっても戻らない頑固な耳石症もあります。その理由は、
- ・後半器官の浮遊耳石ではない
- ・浮遊耳石が多い
- ・内耳の神経が過敏になっている
- といったことですが、めまいを調整する働きのある小脳を刺激しその働きが良くなると、症状の軽減が見られることがあります。
まずは2週間、お時間を下さい。そのあいだに最善の治療を施しますので、効果を見た上で継続するかどうかを判断していただきます。




大脳の左右バランスを調整します
- 大脳は右と左に分かれて仕事を分担しています。現代社会では偏った脳の使い方が多くなるので、大脳の左右バランスがおかしくなる人が大勢います。大脳は、反対側の小脳を活性化しています。小脳は体の平衡を調整する中枢なので、大脳の偏りを調整すると小脳の働きが良くなって、体のふらつきが良くなります。
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平衡機能テストに基づく総合的アプローチをおこないます
- 20年以上にわたってめまい治療に取り組んできましたが、平衡機能テストでめまいを引き起こす方向を調べ、良性頭位性めまいの症状を和らげることが出来た症例が多くあります。これは、頚部と三半規管、眼球運動および小脳が神経学的に連動しているためではないかと考えています。
- また当治療院では、めまいを持つ方に対して日常生活で避けるべき動作や早期改善に向けて出来る体操などの助言も行っています。その患者に適した総合的アプローチで最短・最善の治療を目指します。
平衡機能テスト
バランスと機動性の障害に対して、ゴールは障害を最小にして機能的なパフォーマンスを向上させることにあります。そのためには、感覚系、運動系、脳機能のいずれに問題があるかを決定します。
臨床テスト
VOR、回転椅子による眼振テスト/障害の部位情報を提供する
姿勢安定テスト、動的視力検査/愁訴の程度を反映するが、障害部位についてはなにも提供しない
大部分の慢性バランス障害に対する治療で、患者がどのように感覚情報と運動反射を利用しているかという機能的な情報が、特定の機能問題に対するエクササイズの籾表決定に有効になります。
カイロプラクティックで根本的な問題を治療します
- 人間の身体、各種機能を統合しているのは神経系です。カイロプラクティックは脊柱を整えて神経自体の流れの正常化を目指します。良性頭位性めまいは、薬物で対処してもめまいが取れなかったり一時的だったりすることがあります。それは、もともと脊柱自体にゆがみがあって、神経の流れが根本的に悪くなっていたためだと考えています。
- カイロプラクティックで脊柱全体を整えて、根本的な神経の働きを改善することは、めまいにも効果的だと考えています。
ふたつの治療で相乗効果が期待されます
- 当治療院独自の反射点治療とカイロプラクティックが、それぞれ良性頭位性めまいに効果があることは、これまでの治療経験と海外の研究が示しています。そこで両者を組み合わせた治療を施すことで相乗効果を期待します。
- 当院でこの方法を受けられて、数回の施術後にそれまでなにをしても改善しなかっためまいが少なくなりはじめ、徐々に良くなったという患者さんが増えています。また、根本治療をしているため、めまい発作の再発率が低くなる事が期待されます。
カイロプラクティックによる良性頭位性めまい治療をご希望の方は、お気軽にお電話かメール無料診断でご相談ください。
カイロプラクティック
- カイロプラクティックは、脊柱を整えて神経の流れを良くし、自律神経の働きも改善されるため血行が良くなります。椎間板ヘルニアの治療も、世界各国のカイロプラクティック研究機関でされています。
- 当院で治療にあたるカイロプラクターは、全員がカイロプラクティック専門大学を卒業し、1年以上の研修を積んだプロフェッショナルです。安全で効果的な治療ができる技術と知識をしっかり身につけています。
反射点療法
- 内耳の血流や自律神経を調整する特殊な反射点を用いた療法。そのポイントは人によって異なるため、詳細な検査が必要です。