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 風邪を引いたら

    • 日本人は、年に平均して5〜6回風邪を引くそうです。ついに風邪を引いてしまったら、どんなことに注意すればよいのでしょうか。

風の引きはじめには

なんとなくぞくぞくして体がだるい、首や肩がいつになくこわばり、頭が重い、などの症状は風邪の引きはじめかもしれません。
東洋医学では、風邪の初発症状がみられたときに、「体を温め、発汗させる」という方法をとります。
ウイルスが入ってきたとき、体は防衛のため、体温を上げようとします。体を暖めてあげることは、そうした働きを助けることになります。
具体的には、暖かくて消化吸収の良い、すぐに熱に変わる食べ物を摂ることです。たとえば、くず湯。くず湯は、デンプンと糖分でできているので、すぐにエネルギーへ変えられます。そこに、ショウガの絞り汁を加えれば、さらに胃腸の働きを高めて吸収が良くなり、体も温まるので、効果倍増です。

また、暖かな水分を十分に摂ることも大切です。
脂肪分やタンパク質の多い食べ物は、消化吸収に時間がかかり、エネルギーを消化にとられてしまうので、好ましくありません。


体が温まったら、部屋を暖かめにして、お布団をかぶってゆっくりと休みましょう。「骨休め」という言葉があります。抗体を作るリンパ球は、主に骨髄で作られます。横になって、骨格を重力から解放して「骨休め」してあげることが、リンパ球の働きを助けることになります。
そして部屋を加湿しておけば、なお良いでしょう。
枕元に、着替え用のシャツや汗を拭くタオルを用意しておきます。また、夜中に水が飲める用意もしておきます。
もし、夜中に下着が湿るほど汗をかいたら、布団から出ずに、じょうずに下着を取り替えましょう。それほどでもなければ、タオルで汗をぬぐいます。その際、水分を補給しておけば万全です。

風邪薬の誤用

テレビなどでは、「くしゃみ一回、○○3錠」などと、風邪薬の宣伝をしています。風邪薬も上手に使うと、からだが楽になってよいのですが、それで風邪が治った訳ではありません。
それどころか、風邪薬には熱を下げる効果があるので、まだ十分抗体が準備されていない風邪の初期段階で使うと、防衛のため熱を上げようとする体の仕組みを妨げ、ウイルスの増殖を助けることになりかねません。
よく、誤解されているのが、「風邪薬で風邪が治る」というものです。風邪薬は、症状を和らげる薬であり、ウイルスを叩いて風邪自体を治す効果はありません。風邪を治してくれるのは、自前の免疫力だけなのです。

また、2005年の読売新聞に、「子供の風邪に抗生物質は不要」という記事が載っていました。風邪の大半が薬の効かないウイルス感染で、「投薬は有害無益」という内容です。
「抗生剤の安易な投与は、薬が効かない耐性菌を増やすしたり、本物の細菌感染症の治療を不十分にするおそれがある」と発言するお医者さんもいらっしゃいます。
案外、風邪をこじらせる原因の一つに、こうした風邪薬の誤用があるのかもしれませんね。

風邪についての総論です。まずこちらからご覧ください。
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