近年、体幹を重視する人が増えたことで、スタビライゼーションエクササイズが注目されてきました。確かに体幹のスタビリティは重要なんですが、誰にとっても重要かというと、必ずしもそうではないようです。どんな人にとってスタビライゼーションが有効なのかというと、組織に特異的な治療やマニプュレーションの適応がない患者で、以下の項目の3つ以上が陽性の場合です。

SLR90゜以上挙上可能

instability test陽性

生理的な関節運動からの逸脱がみられる

40歳未満

FABQスコアが9点以上

また、スプリングテストでもハイパーモビリティ所見がみられます。

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