フレイルは、日本老年医学会が2014年に提唱した概念で、虚弱な状態を意味します。身体的機能や認知機能の低下が介護が必要なほどではないけれど、少しずつ目立つようになった状態のことです。この段階のうちに、適切な治療や予防を行うことで要介護状態に進まずにすむ可能性を高めることができます。

フレイルが進行するおもな要因には、日常的な活動量や栄養摂取の低下です。それをまとめたのがフレイルサイクルです。

コロナ禍において、本邦でも外出を自粛する高齢者が増え、フレイルの進行が懸念されます。

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