プロロセラピーの適応
関節制御の完全性が損なわれ、神経系や筋筋膜系による代償的な圧迫作用が不十分で、付加状況下での関節コントロールができないときは、プロロセラピーの適応となる。(Cusi et al,2010,Dorman 1994,1997 …
関節制御の完全性が損なわれ、神経系や筋筋膜系による代償的な圧迫作用が不十分で、付加状況下での関節コントロールができないときは、プロロセラピーの適応となる。(Cusi et al,2010,Dorman 1994,1997 …
機能的な動作をするには深層と表層の筋が協調することが不可欠である。そのために、深層筋システムの共同収縮を表在筋の活性化が必要な課題と結びつけることが目標となる。LPH複合体機能障害がある場合、体幹の運動から股関節運動を分 …
コード・キューは、左右対称な姿勢や課題で、言葉による誘導に対して正常な呼吸パターンを維持したまま最小限の努力で深層筋群を対照的に収縮する反応を引き出すことを目的とする。 腹横筋や多裂筋深層部の非対称な活性化 例えば、左腹 …
小脳の運動制御レベルには次の3つがある。 前庭小脳 片葉小節葉と虫垂に隣接する領域。姿勢を変える際の筋バランスを調整するのに重要。足の体性感覚は、脳に伝達するまでに15〜20msecの時間がかかり、その間に足は25㎝ほど …
姿勢制御に関わる感覚入力は、視覚、前庭感覚、体性感覚である。これらの感覚は中枢で統合されて利用される。 特徴 視覚は、周囲の物体間の相対的な位置関係の情報を提供する。頭部の位置や移動に関する情報源となる。視覚は、姿勢の定 …
深部筋と表在筋を協調させるには、呼吸パターンの回復からはじめる。次いで深部筋の分離収縮とその維持をするトレーニングをし、最後に呼吸と統合する。 横隔膜 LPH複合体機能障害に伴って呼吸パターンが変容し、胸郭下部の側方及び …
背臥位や膝立背臥位は、評価には適したポジションだが、トレーニングには適切でないことが多い。Sapsfordら(2001)によれば、ドローインと腹筋で固める2つの方法の腰部骨盤アライメントは、中間位か前傾位で腹横筋が最も活 …