治療するためには適切な評価と診断が重要なわけですが、その過程で考慮したほうがいい問題点にはどんなものがあるでしょうか。
- 機能の障害やそれによる制約の範囲や程度、重症度
- 障害は進行性なのか、どの程度安定しているか
- 症状は急性か慢性化
- どんなことが機能や症状を変えるのか
- 併発する症状があるのか、あればそれがどう影響するか
- 病歴や治療歴と現状との関連性は
- 機能障害に特定のパターンが認められるか
- 機能障害の範囲と活動の制約の間に関連性があるか
- リスク要因は何か
以上のようなことを考えて診断することで、問題解決に向けて漏れなく、ダブりなく情報を集約することができます。
(参考文献 最新運動療法大全)