足のむくみと痛みに参っています。
10年ほど前に初めて深刻な腰痛を経験しました。朝起きると足の感覚がなく、びっくりして手で支えながら無理に起き上がろうとしたら腰に激痛を感じ、落ち着いてから病院へ行きレントゲンを撮った時に、椎間板が狭くなって痛みを感じるのだと言われたのが初めです。
その後何年かして今度は首が痛くて動かすのが苦痛になり、頸椎も同じような症状であると診断されました。
医者によって、一番の要因は頸椎である、腰椎であると判断が違うのですが、今では手や足が痺れたりします。一度は、なんの気なしに立ったら転びそうになり、その時初めて痺れていることに気づきました。これは痺れの感覚すら認識してなかったのでかなりショックでした。
足の裏も、歩くとすぐ痛くなり、今まで履けた靴が履きづらくなったりしておりました。
最近、また腰痛がひどくなったので整形外科で理学療法など受けておりますが、下腹部に鈍い痛みや張りを感じるようになり、数日前には急に足がパンパンにむくみ、足の付け根のあたりも重苦しく、足を上げたりするのもおっくうな状態です。足の裏の痛みも当然のこと、チリチリとほてりを感じるのも苦痛です。
もちろん、医師にはその症状を伝えましたが、理学療法で現状維持のご返答。
長年座りっぱなしの仕事をしていたことも祟っているのかと思い、なにか運動をすることも検討していますが、ちょっと無理をするとすぐ首が痛くなったりすることを考えると、最善の方法が何なのか、悩むばかりです。
長文になりましたが、なにかアドバイス、ご意見を頂けるとありがたいです。どうかよろしくお願いいたします。
プリさん(神奈川県/女性/48歳)
首と腰の痛みと浮腫について
2009/07/19 16:35
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ご相談の文面から、だいぶ辛いご様子でいらっしゃるようですね。
頚部と腰部の狭窄症とのことですが、二箇所以上に狭窄を起こすような広範な狭窄症に関しては、難病指定がされています。
狭窄症の症状で重要なのは、痛みより感覚や運動の麻痺です。転びそうになったり、感覚がなかったりと、すでに神経の障害が見られるようです。狭窄症による神経障害は、時間とともに元に戻らない段階に進んでしまうことが知られています。
広汎脊柱管狭窄症の詳細は、次のサイトを参考にしてみてください。
http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/037.htm
現在、医師の診断に基づいて、理学療法による保存的治療を受けられていらっしゃるわけですが、もう少し症状を楽にする目的で補足的な治療を受けられたいということであれば、鍼灸治療をお薦めします。
体を押したり動かしたりするような療法は、脊柱管狭窄症を持つ方に施術するには十分な注意が必要で、安全にケアできる知識と技術を要します。むしろ、脊柱にほとんど負担をかけずに施術できる鍼灸は、安心してケアを受けられるでしょう。
鍼灸で期待できるのは、血行を改善し、痛みや全身の緊張を和らげる効果です。腰や首の痛みの改善や、足のむくみ、腹部のはりなど、現在訴えられていらっしゃる症状に対して、鍼灸治療を受けられてみてもよいと思います。
ただし、医師の診療は必ず継続することが大切です。
回答がご参考になりましたら幸いです。
吉川祐介[[ Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア:http://wecareweb.net]]