脳疲労を起こしているときの症状には、
- 認知機能の低下
- 記憶力の低下
- 集中力が続かない
- 頭が回らない
- 考えがまとまらない
- 身体上の苦痛
- 頭痛
- 目がかすむ
- むかつきや吐き気
- めまい
- 音や光に敏感
- 乗り物酔いしやすい
- 片足で立つのが苦手
- 日常活動ができないほど強い疲労やだるさ
- 体の痛みや不快感
- 胃や腸の不調
- 喉や鼻の不調
- 感情的な問題
- 気分が落ち着かない
- イライラする
- 神経質
- 不安になる
- 睡眠関連の問題
- 過眠または不眠
- 眠りが浅い
- 寝つきが悪い
などがあります。
こうした脳疲労に似た症状がでる病気には、慢性疲労症候群、起立性調整障害、体位性頻脈症候群、脳脊髄液減少症、ブレインフォッグなどがあります。
脳疲労の症状に加えて、起立することで異常に血圧が下がったり、脈拍が速くなるものは、起立性調整障害や体位性頻脈症候群の可能性があります。
血圧や脈拍の異常がないけど、起きているのが辛くて横になると楽になる、という様子が見られれば、脳脊髄液減少症が疑われます。脳脊髄液減少症は、脳せき髄硬膜から髄液が漏れだす脳脊髄液漏出が原因のものもありますが、多くは原因がわからないようです。
これらの病気がないかどうかは、お子さんなら小児科、成人であれば内科・循環器科・神経内科で診察いただけます。