左右脳バランス、自律神経、感覚異常、運動障害を改善

上半身の姿勢異常


上位交差症候群

 
神経の大きな役割の1つは筋肉の調整です。そして痛みや痺れ、だるさや何となく調子が悪いなどの身体症状は、直接もしくは間接的に筋肉の影響を大きく受けます。多くの身体症状は筋肉の非効率的な使い方によって起こる場合が多いです。プロジェクトチームが無駄の多い進め方をし、過剰労働を強いられているような状態です。
 
ということは、筋肉のアンバランスが身体にもたらす影響は計り知れないことになります。多くの時間を筋肉がアンバランスな状態で活動していれば、身体への負担は増え、不調を生み出し、やがて痛みや痺れなどの症状を救命信号として表すようになるでしょう。
 
首肩の不調で多く見られるのが、上位交差症候群(Upper-Crossed Syndrome) です。他にも下位交差症候群や層状症候群などもありますが、今回は上半身のタイプを紹介します。
 
 
 

特徴的な姿勢は?


頭が前にでて顎が上がります

 
鎌倉 整体

上位交差症候群は、主に横から見た首と肩のアンバランスのことを言います。肩の端にある骨の出っ張りと外耳(耳の穴)は地面に対して垂直に位置しているのが正常と言われています。気をつけて周囲を見ると、意外と多くの方の外耳が肩の骨より前に行っている事に気付かれると思います。つまり猫背です。
 
ボーリング程の重さがある頭が然るべきところにない為、それを支える為のしわ寄せは首の筋肉の過剰労働となります。首の筋肉は不満を募らせて頭痛が起こしたり、八つ当たりして背中や腕に痛みを出したりします。そんな状態が長年続くと、変形性関節症など元に戻れないくらいの軋轢も起きてしまいます。
 
 
 

どんな原因で?


痛みやストレスに対する防衛反応で筋肉が緊張します

不良姿勢2

根本的な原因は単純かもしれません。怪我や痛みに対する防御反応やストレス、関節の問題、日常動作や運動での癖でも起こります。また、この状態は子供に多くみられるようです(子供の頃からの状態が大人になっても続くようです)。
これは身体の発達と関係があるのか、または姿勢をあまり注意されなくなってきている文明病でしょうか?
 
余談ですが、疲労を全く感じないのも注意が必要です。これは身体は疲れの信号を送っているのに感覚が鈍感になって感じにくく、結果疲労を溜め込んでしまい、将来的に身体の許容量を超えて症状が表れる可能性があります。
 
また、身体には適度な刺激が必要です。身体を使わないでいると身体はどんどん弱っていきます。姿勢の問題や個々に合った適切な運動指導に興味のある方は、いつでも メール相談よりお問い合わせ下さい。
 
 
 

どんな症状が関係してますか?


慢性的な頭痛や頚肩こり、手の痺れなどに関係しています

鎌倉の頭痛整体

頭と頚の付け根にはいくつかの小さいけれど、とても大切な働きをしている筋肉があります。この筋肉は、後頭骨と第1、第2頚椎を結びつけて頭の位置を適切に多持ち続ける役割を持っています。
 
特に小後頭直筋と呼ばれるとても小さな筋肉には、筋紡錘という筋肉センサーがとてもたくさんついていて、体が動いても、頭が一定の位置をとり続けることができるように情報を送り続けています。上位交差症候群では、この筋肉がたるんでしまい、正確な情報を送らなくなっています(McPartland et al.)。
 
その結果、表層にある大きな筋肉が異常に緊張をするようになり、それが慢性的な頚肩こりや頭痛を引き起こす要因となります。また、目の動きにも影響を与えて、動体視力が落ちたり、眼精疲労の原因になることもあります。
 
さらには、なんと太腿の後ろにあるハムストリングスと呼ばれるふとい筋肉も緊張を起こすことが分かりました。これは、後頭部の筋肉とハムストリングスが協調して動いているからです。ハムストリングスが緊張すると、骨盤が後ろに傾いて腰椎の前屈を妨げるようになります。その状態は、腰痛になりやすい姿勢であるといえます。
 
 
 

カイロプラクティックではどのように改善しますか?


神経の働きを整えて筋アンバランスを正常化します

 

鎌倉整体

それを解決する方法は、この悪循環を断って本来の効率の良い姿勢・動きに変えていく事です。 単純な痛みやストレスへの対処ではこの悪循環は断ち切れず、その場しのぎになり、すぐに元通りです。 包括的なアプローチが必要で、下記のような高い知識と技術が求められます。
 
1)問題を見つける知識と検査技術
2)各関節の正常な機能を取り戻すテクニック
3)筋アンバランスを改善するテクニック
4)痛みやストレスが強い時の効果的な対処法
 
この状態が見られる方の身体は上位交差症候群を覚えてしまっている事が多い為、仮に原因が分かってもそれだけを取り除くのでは不十分です。もちろん疲れている筋肉達にマッサージなどのご褒美をあげてもダメです。ダメというより、その場の気持ち良さだけですぐまた戻ってきてしまい、毎週ご褒美が必要になります。
 
凝っていない筋肉達は妬んで仕事をさぼるかもしれません。関節・筋肉・神経に対する総合的アプローチを積極的に行っていく事が必要です。望む生活を支障なく送る事を目的とするプロジェクトチームに、気持ち良く不満なく活動出来る環境を作りましょう。
 
ウイケアではカイロプラクティックを基本として姿勢改善をします。個々が生まれ持った自然治癒力を最大限に発揮する事を目的としたカイロプラクティックに、痛みやストレスを考慮し、さらに「身体の悪い癖」を治す為に出来る事を一人一人の方と話し合って決めていきます。
ご質問がありましたら、質問フォーム
よりいつでもご連絡下さい。

下半身の姿勢異常


下位交差症候群

 
神経に支配される身体の重要な器官に筋肉があります。筋肉は、姿勢や運動に関わるものとして特に大切です。寝ている時以外の姿勢や動作は、筋肉によって調整されています。また、外部からの負荷に対する抵抗と安定にも筋肉は重要な働きをしています。
 
ということは、筋肉のアンバランスが身体にもたらす影響は計り知れないことになります。多くの時間を筋肉がアンバランスな状態で活動していれば、身体への負担は増え、不調を生み出し、やがて痛みや痺れなどの症状を救命信号として表すようになるでしょう。
 
足腰の不調で多く見られるのが、下位交差症候群(Lower-Crossed Syndrome) です。他にも上位交差症候群や層状症候群などもありますが、今回は下半身のタイプを紹介します。
 
 

特徴的な姿勢は?


腰が反って膝が伸びにくくなります

 
姿勢をよくする

下位交差症候群は、別名骨盤交差症候群ともいわれる、骨盤を中心とした姿勢のアンバランスでする。横からの見ると、お腹を突き出すようにして腰が反り返り、足首を通る重心線(地面と垂直)よりも骨盤が前に傾いている状態です。膝は曲がっている事が多いですが、伸びている事もあります。
 
このタイプの目安は、壁に背中とお尻を当てて立ち、壁と腰の間に指が3本以上入る隙間があれば、腰が反りすぎています。このタイプでは、腹筋やお尻の筋肉が弱く、反対に脊柱起立筋や腸腰筋が強すぎる傾向があります。
 
 
 

どんな原因で?


痛みやストレスに対する防衛反応で筋肉が緊張します

 
不良姿勢2

腰が反るのは、ひとつには痛みやストレスなどからの防衛反応として、脊柱起立筋や腸腰筋が緊張するから。この緊張は、腹筋と殿筋を弱くします。
 
こうした反応自体は防衛のために起きたものなので、通常は痛みやストレスなどの原因が無くなればもとに戻ります。しかし、痛みやストレスが続くようだと、その状態も続くことになります。
 
長い間続いた緊張状態を脳が覚えてしまい、元には戻りにくくなっていきます。間違って覚えた姿勢・動きは、本来ほど効率が良くないので身体への負担が増え、また痛みやストレスが生まれます。それがさらに脊柱起立筋や腸腰筋を緊張させ・・・と繰り返される悪循環になる訳です。
 
ほんのわずかな毎日の違いが行動の違いを生み、その行動の違いが習慣の違いを生みます。長い間痛みやストレスにさらされると気が滅入り、気分までも変わってきます。
性腰痛にはこのような方が多く見られます。
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カイロプラクティックではどのように改善しますか?


神経の働きを整えて筋アンバランスを正常化します

 

カイロプラクティックで姿勢改善

それを解決する方法は、この悪循環を断って本来の効率の良い姿勢・動きに変えていく事です。 単純な痛みやストレスへの対処ではこの悪循環は断ち切れず、その場しのぎになり、すぐに元通りです。 包括的なアプローチが必要で、下記のような高い知識と技術が求められます。
 
1)問題を見つける知識と検査技術
2)各関節の正常な機能を取り戻すテクニック
3)筋アンバランスを改善するテクニック
4)痛みやストレスが強い時の効果的な対処法
 
また、患者個人の意識を改めてもらい、日常での姿勢・動きを正してもらいます。その毎日の積み重ねが身体に負担のない身体の使い方を覚える事に繫がります。まさしく我々と皆さんで2人3脚で取りかかることになります。
 
ウイケアではカイロプラクティックを基本として姿勢改善をします。個々が生まれ持った自然治癒力を最大限に発揮する事を目的としたカイロプラクティックに、痛みやストレスを考慮し、さらに「身体の悪い癖」を治す為に出来る事を一人一人の方と話し合って決めていきます。
ご質問がありましたら、メール相談
よりいつでもご連絡下さい。