患者さんとのファーストコンタクトで一番大事なことって何でしょうか。それは、患者さんを守るためのトリアージです。レッドフラグや合併症、進行する神経学的欠損があれば、いち早くメディカルマネージメントに任せなければなりません。中程度以下の身体的リスクやすでに合併症がメディカルコントロールされていれば、注意深く治療に進むことができます。しかし医学的教育が不十分なセラピストは、リスクマネージメントが不十分になるので手出しは危険です。リスクが低く、症状が単純で合併症もなければ、セルフケアマネージメントが適しています。

この3つの領域を理解せずに、コンタクトしてきた患者さんを手当たり次第セラピーしていたら、患者さんにとってリスクの高いセラピストになります。日本では、専門の教育機関で3年(専門学校レベル)もしくは4年以上(大学レベル)学ぶ必要があります。

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