患側の膝立背臥位で、ストラップを大腿近位にかけて片手で大腿骨頭、反対の手で膝を支える。抵抗を感じる位置まで股関節を屈曲、内転、内旋したら、ストラップを外側に引いて最も抵抗のかかるベクトルを探し出す。ベクトルを見つけたら、リリースが起こるまで痛みがでない範囲でグレード4の離開を行う。屈曲、外旋、外転や伸展、外転、内旋などほかのベクトルも全てリリースする。手技を通じて大腿骨頭の中心化を確認し、緊張のある筋繊維はすぐリリースする。

マリガンモビライゼーション

離開によるリリースの後、関節運動の抵抗に最も影響するベクトル上で股関節の理解を維持したまま、患者自身に股関節の多方向複合運動をさせる。

自主練習

骨盤サルサ、四つ這い位から骨盤を後方に引く運動、スクワット、ランジなど

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