母の代わりに質問させていただきます。どうしたものか困っておりますのでよろしくお願致します。

 半年ほど前から左手の親指の付け根が痛みます。何もしなければ痛まないのですが、物を持ったり、握ったりするとキュンと激痛がはしります。
 受診したところ、初めの整形外科では腱鞘炎と言われ塗り薬を出されましたがまったくよくならず、他の整形外科で再度受信しレントゲンを撮ったところ「腱鞘炎ではなく、関節が擦り減って壊れている状態。親指の付け根の関節の骨がずれていて、神経に当たって痛みが出ているようだ」と言われました。

 治療法としては以下の3つと言われました。
?手術をする 
?親指を開くようにサポーター等固定して出来るだけ手を使わないようにする 
?飲み薬や注射などで痛みを緩和する

 結局、当面は湿布薬を処方してもらい、サポーター等で親指の付け根の関節を開くように固定しておく方法を選択しようと考えていますが、利き手の為、全く安静にしておくのは難しいようです。手術は術後の痛みなど、体に負担がかかる(年齢は74歳です)そうです。母はとても前向きな考えをする人で、完治するのなら手術も考えてはおりますが、強い薬はすぐに心臓に負担がかかってしまい使えない体質なので迷っています。
 
 このような状況ですが最善の治療法はどうしたらよいかご意見をお聞かせください。千葉県在住です。よろしくお願致します。

茶丸さん(千葉県/女性/46歳)

親指の根本にある関節の痛みは、お母様ぐらいのお年の方によくみられる問題です。多くは関節の変形が進んで動かすときの痛みを引き起こすものです。

使わなければ、痛むことはあまりないのですが、親指を使わないで生活することは難しいですよね。
サポーターである程度制限することが可能ですが、利き手なのでやはり不便さは否めません。

変形の程度にもよりますが、関節に動きを与える関節モビライゼーションという方法が有効な場合があります。また、周囲の筋肉を強化してあげること、冷やさないようにすることなどが上げられます。これらの療法は、カイロプラクティックで受けることが可能です。

変形がかなり進行してしまって、どの保存的療法も効果がない場合はやはり手術ということも視野に入るものと思います。

心臓が弱いということで、麻酔などのリスクは高いと思いますが、局所麻酔でできる手術なら、その分リスクも少なくなると思うので、リスクに関しては整形外科の先生にお尋ねになられると良いでしょう。

どうぞお大事になさってください。

吉川祐介[[ Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア:http://wecareweb.net]]
評価・お礼

茶丸さん
2010/04/02 01:58

アドバイスをいただき有難うございます。
今のところ、まだ関節は変形はしていないようようですので、やはり、カイロプラクティスなどの療法を検討してみようと思います。ありがとうございました。

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