急性腰痛の予後予測に従って高速艇振幅スラストを行うことがあります。予後予測においては、とくに、
発症16日以内
膝より下に症状がない
という条件がスラストの効果と関連性が強いとされています(Fritz et al, 2005)。スラストの生理学的効果は、従来考えられていたような生体力学的効果から神経生理学的な反応によるものであるというように変わりつつあります(Pettamn 2006)。また限局的なスラストは、長いてこを使ったスラストよりも加える力が少なくて済み、安全性という点で優位性があります。