中3の娘が現在腰椎分離症と診断されています。第5番の左右です。部活はバスケット部に入っています。昨年の8月位から膝の裏、股関節が痛いといい接骨医院に行ったら腰から来ているとの事で、整体みたいなことで歪み等を治して頂きました。
腰は良くなっているのに膝の痛みがあるのはおかしいから大きな病院でレントゲンを撮るように言われ行ったところ、両足オスグットと診断されました。(骨は特に出ていない)両足ともしつがい靭帯が剥離しているとの事ですぐに部活を休むように言われたのですが無理してやってしまい10月位から3週間休み膝の痛みは無くなったのですが腰は部活を再開すると痛くなるようでした。この頃から週1回の針治療開始。12月末にはだいぶ痛みも無くなってきたが、1月末より急激に悪くなる。2月初めにレントゲンにて左側の分離症(疲労骨折)と診断。サポーターをつけながら部活も続ける。4月中旬より右側も痛いとの事で昨日レントゲンを撮ったら右側も分離していました。先生に相談し、ブロック注射や痛み止めの注射とう聞いてみたのですが分離症には効果がないとの事。コルセットを作って固定しないと骨が付かないと言われ本人に合ったコルセットを作るところです。7月末で部活も引退になりそれまで痛みなくバスケをさせてあげたいのですが何か方法はないでしょうか?大会の時は痛み止めのロキソマリンを飲んでますが痛みが止んだり、出たりのようです。
長々とすみませんが宜しくお願いします。

かぁままさん(群馬県/女性/38歳)

思春期の女性に見られる脊椎分離症は、ときに大きなすべり症へ伸展する傾向があるとされます。骨が完全に発育するまでは、進行のリスクがあるので、目標を症状改善と進行の予防とします。

発症後数ヶ月間は、腰をコルセットなどで固定して、骨の癒合を促し、また癒合しないまでも急速に進行することを防ぐのが、標準的な治療法だと思います。

分離症があって、腰を伸ばすような動作で明らかに痛みが強く表れるようなら、運動は控えた方がよいと思いますが、症状のない分離症では運動を控える必要はないとされています。ただし、症状がなくとも継続的に進行していないかどうか観察する方がよいでしょう。

お子さんのケースでは、2月に引き続いて4月に反対側の分離が見つかったということなので、冒頭に述べたようにすべり症に進行する可能性も危惧されます。まだ新鮮な骨折ですから、いまは安定させる時期にあります。痛みを我慢し、進行するリスクを冒してまでバスケを続ける覚悟があるかどうか、お子さんとよく話し合われると良いのではないでしょうか。

分離すべり症があっても、カイロプラクティックや鍼灸で腰痛の改善を見ることは多くあります。もし、リスクを納得の上で運動を続けられるのでしたら、鎮痛剤以外の療法としてこれらの療法をお薦めいたします。

吉川祐介[[ Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア:http://wecareweb.net]]

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