腹部深層筋を共同活性化するための「コード・キュー」
コード・キューは、左右対称な姿勢や課題で、言葉による誘導に対して正常な呼吸パターンを維持したまま最小限の努力で深層筋群を対照的に収縮する反応を引き出すことを目的とする。 腹横筋や多裂筋深層部の非対称な活性化 例えば、左腹 …
コード・キューは、左右対称な姿勢や課題で、言葉による誘導に対して正常な呼吸パターンを維持したまま最小限の努力で深層筋群を対照的に収縮する反応を引き出すことを目的とする。 腹横筋や多裂筋深層部の非対称な活性化 例えば、左腹 …
小脳の運動制御レベルには次の3つがある。 前庭小脳 片葉小節葉と虫垂に隣接する領域。姿勢を変える際の筋バランスを調整するのに重要。足の体性感覚は、脳に伝達するまでに15〜20msecの時間がかかり、その間に足は25㎝ほど …
姿勢制御に関わる感覚入力は、視覚、前庭感覚、体性感覚である。これらの感覚は中枢で統合されて利用される。 特徴 視覚は、周囲の物体間の相対的な位置関係の情報を提供する。頭部の位置や移動に関する情報源となる。視覚は、姿勢の定 …
深部筋と表在筋を協調させるには、呼吸パターンの回復からはじめる。次いで深部筋の分離収縮とその維持をするトレーニングをし、最後に呼吸と統合する。 横隔膜 LPH複合体機能障害に伴って呼吸パターンが変容し、胸郭下部の側方及び …
背臥位や膝立背臥位は、評価には適したポジションだが、トレーニングには適切でないことが多い。Sapsfordら(2001)によれば、ドローインと腹筋で固める2つの方法の腰部骨盤アライメントは、中間位か前傾位で腹横筋が最も活 …
外傷性捻挫後の仙腸関節は繊維化することが多い。外傷により関節内に滑膜炎が生じると、疼痛誘発テストが陽性となる。この時点では、仙腸関節にかかる荷重を軽減して治癒を促すが、ほとんどの肢位で関節に圧力がかかるため、実際に免荷は …
患側の膝立背臥位で、ストラップを大腿近位にかけて片手で大腿骨頭、反対の手で膝を支える。抵抗を感じる位置まで股関節を屈曲、内転、内旋したら、ストラップを外側に引いて最も抵抗のかかるベクトルを探し出す。ベクトルを見つけたら、 …
脊柱起立筋 脊柱起立筋は、胸腰椎椎間関節を圧縮し、胸腰筋膜を介して仙腸関節まで圧縮することがある。脊柱起立筋の過活動による姿勢を「バックグリッピング」と呼んでいる。バックグリッピングは、胸郭が後傾し、骨盤は前傾、腰椎はそ …
坐骨尾骨筋は、仙腸関節下部を圧縮し、寛骨と仙骨の間で平行滑りを防いでいる。また寛骨に対して前方から後方の軽い力が加わると、寛骨を後方回旋させる軸を創り出す。 膝立背臥位で、股関節と膝を枕で支持する。セラピストは、尾側の示 …