「腰痛を治せる整体院」
- カイロプラクティックとは -
- 腰痛の原因 -
- カイロで腰痛治療 -
藤沢市内でおすすめの
カイロプラクティック整体院
- 注意点 -
「日常的な腰痛」
- 痛みの根治を目指しましょう -
腰痛は、一度も経験しない人はいないと言われています。2009年の国民2万人を対象にした調査では、痛みの部位は腰、肩、膝の順であり、腰痛を訴える人が13.4%おられるそうです。
腰痛は椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄など原因が特定できる「特異的腰痛」と、原因が見つからない「非特異的腰痛」に分けられます。腰痛のおよそ15%は「特異的腰痛」で、残りの80%以上は「非特異的腰痛」といわれています。この非特異的腰痛が「日常的な腰痛」として生活へ負担をかけ、労働の損失を引き起こしています。
- 検査技術で見つける特異的腰痛 -
病院では原因が見つからない特異的腰痛の中でも、「疼痛誘発テスト」によって原因が特定できる場合があります。この検査技術は、痛みの発生源ごとに痛みを誘発する条件や痛み方が異なるという研究結果に基づいています。

椎間板
腰椎は通常5個ありますが、その骨と骨の間をつなげるクッションの役割を果たすものが椎間板です。椎間板は中央部の髄核とそれをとり囲む輪状の線維輪でできています。退行性変性といって何らかの理由で椎間板が変性し、含有する水分が抜けてくると椎間板ヘルニアになりやすくなります。
脊柱管
頸椎・胸椎・腰椎ともに背骨の中にはトンネルのような穴があいており、その中に神経が入っています。その神経が入っているトンネルを脊柱管とよびます。それが狭くなる病気を脊柱管狭窄症といいます。椎間板が出っ張って椎間板ヘルニアの状態になれば脊柱管も狭くなりますが、それはあくまでも椎間板ヘルニアと呼びます。脊柱管狭窄症は主に脊柱管後方(背側)の黄色靭帯と椎間関節が肥厚して神経を圧迫する病態です。
椎間関節
関節と言うと膝や肩の様な大きな関節を連想される方も多いかと思いますが、背骨にも小さな関節があります。その関節は、電車で言うと車両と車両の間の連結器の様なもので椎間関節と呼びます。腰椎では片側だけで指の爪くらいの面積があります。椎間関節の障害は腰痛の原因になるといわれていますが、他の原因からくる腰痛と明確に区別することは困難です。脊柱管狭窄症では、この椎間関節が変形して大きくなり神経を圧迫する場合が多いです。
骨格筋
筋肉は、急に引っ張られたり、緊張したまま引き伸ばされると損傷して痛みの原因になります。また、同じ姿勢や繰り返す動作で筋バランスが悪くなると、筋や筋膜の痛みを引き起こします。
筋・筋膜性腰痛
腰痛を起こす病気
そのほか、以下のような病気が腰痛を起こすことがあります。これらの病気が疑われるときには、医師の診察をお受けいただくようアドバイスいたします。
「ぎっくり腰」
- 早期復帰のために わたしたちができること -
• 動くと激しい痛みがあり、静止しても1分以上痛みが続く
ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰は、腰や骨盤の靭帯や筋肉がケガをしている状態です。骨盤は、背骨を支える土台となる大切な骨格です。重心が左右にずれると、骨盤を支えている股関節にかかる力に左右差が生まれて、仙腸関節への力のかかり方も左右違うようになります。その結果、仙腸関節にズレが起きると、仙骨が傾きます。腰椎は、仙骨の上に椎間板と靱帯、筋肉で支えられています。仙骨の傾きは、腰椎とのあいだで異常な力のかかり方を起こして、腰椎捻挫や筋挫傷(ぎっくり腰)などの問題が起こるようになります。
ウイケアは、自力で元に戻れなくなっている骨盤、とくにずれた仙腸関節を整えることで、異常な力がかかって痛み出した急性腰痛(ぎっくり腰)を無理なく改善します。
急性腰痛(ぎっくり腰)には、
・椎間板
・椎間関節
・筋肉
・仙腸関節
のタイプがあります。
急性腰痛(ぎっくり腰)は、タイプごとに治療法を変えなければうまく直すことができません。急性腰痛(ぎっくり腰)のタイプを正確に見分けることができれば、あとは整体師が腕によりをかけて腰痛を整えていきます。
程度や体力、それまでの経歴など個人差はありますが、筋肉タイプの急性腰痛(ぎっくり腰)で2回、椎間関節タイプの急性腰痛(ぎっくり腰)で1回、椎間板タイプの急性腰痛(ぎっくり腰)で3回、仙腸関節タイプの急性腰痛(ぎっくり腰)で2回の治療を受けることで、76%のひとが改善しています。
一般的なぎっくり腰治療
- ぎっくり腰を起こすと、頭に浮かぶのが「このひどい痛みがいつまで続くの?」という不安です。痛くて寝返りすら思うようにならず、なったことのある人でなければ分からない苦しさがあります。
- ここでは、いくつかの原因別ケースをご紹介します。あくまで当院でケアをしたケースの平均モデルですので、自宅で療養する場合とは異なりますが、おおまかにどのくらいの経過で痛みから回復していくのか、目安のひとつとしていただければと思います。
1. 椎間板に由来するぎっくり腰
・背骨の奥から起こる「ズキッ」とする激しい痛み
・背中の中央から左右に、時にはどちらかに片寄って痛みを感じる
・咳やくしゃみ、息むと痛みがひどい
・立とうとしても腰に力が入らない
このような症状のぎっくり腰では、背骨の間に挟まってクッションの役目をしている椎間板に傷がついてしまった腰痛の可能性があります。何度もぎっくり腰を繰り返しているような場合には、この椎間板由来のものであることが多いようです。
回復経過
1回目ケア後 30%〜40%
2回目ケア後 50%〜60%
4回目までにケースの80%は急性期ケアを終了
2. 筋肉と筋膜に由来するぎっくり腰
・特定の方向に体を曲げると痛みが走る
・動こうと力を入れた瞬間に痛む
・腰の強いこわばり感が広い範囲にある
強く踏ん張ったり、重い物を持ち上げようとして筋肉を痛めることがあります。そんなときは、痛む場所が比較的はっきりとしています。これは、筋肉がおおきな負担に耐えられずに損傷してしまったときに起こる症状です。
回復経過
1〜2回目までにケースの70%は急性期ケアを終了
3. 椎間関節に由来するぎっくり腰
・腰を反らしたり後ろに捻ると鋭い痛みを感じる
・腰から臀部にかけて痛みが広がる
・ときには腹部にも痛みを感じる
腰椎の関節がぶつかってうまく動かなくなり、ぎっくり腰になったものです。ふだんからそり腰で、関節に負担がかかっている人に見られます。
回復経過
ほとんどは1度の治療で急性期ケアを終了
- 椎間板ヘルニアになった、という人を何人くらいご存じですか。ひとりかふたり、多くて数人でしょう。しかし、実際には非常にポピュラーなものなのです。
- MRIで調べると、35歳の人では40%、60歳では60%の人にヘルニアが見られた、という調査結果があります。(Definitions and care. In: Loeser JD, ed Bonica's Management of Pain, 3rd ed.)
- こんなに椎間板の異常を持っている人はいっぱいいるのに、実際の症状が現れる人はほんの一握りです。
- このことからわかるのは、本当に椎間板が症状の原因なのかを判断するのは、MRIなどの画像診断だけでは不十分だということです。
- アメリカのガイドラインでは、症状、画像診断、保存的治療の効果、臨床所見を総合して椎間板が原因かどうかを判断しています。
- 椎間板といわれた方、こうしたことをきちんと調べてもらっていますか。
- また、飛び出た椎間板は、多くは2ヶ月ほどである程度吸収されていきます。吸収されて小さくなれば、仮に椎間板が神経を刺激していても、次第に痛みがなくなっていくことが理解できます。(Caragee E. Point of view. Spin 2001;26:648-651)
- 実際、多くの麻痺やひどい感覚異常などのサインがない坐骨神経痛は、時間の経過とともに良好な予後を示します。
- アメリカでは、手術による解決は、患者さんにとってサポートシステムへのさらなる依存と、金銭上の救済を必要とするものであると考えられています。
- カイロプラクティックも、整形外科による保存療法、手術と同様に椎間板の異常に対する選択肢のひとつです。
- 整形外科による保存療法に効果がみられないとき、より積極的なアプローチとしてカイロプラクティックの効果が期待できます。
- カイロプラクティックは、手術に比べて少ない費用で症状をコントロールできる可能性があり、その侵襲性(体への負担)は手術や薬物と比べて非常に少ないというメリットがあります。
- また、入院のため仕事を休んだり、長い時間を待合室で待たされるといった時間のロスがなく、そうした時間を費用に換算すると、その点でもメリットがあります。
- ただし、担当するカイロプラクターがきちんとした判断力を持っていないと、本当に手術が必要なケースを見逃し、むやみに時間と費用が浪費されることにもなりかねません。
- その点で、アメリカなどカイロプラクティックが法制化され、国家の医療業務の一翼を担うようになっている国では、大学でのカイロプラクティック教育が必須となっており、安心です。
- 日本でも、そうした大学教育を受けた国際基準を満たすカイロプラクターが、少ないながらいます。カイロプラクティックを受ける際には、そうしたカイロプラクターが担当する治療院を選べば良いでしょう。
- 必要な情報を十分吟味して、悔いのない判断をしていただければと思います。
ぎっくり腰の研究
欧米では、非特異的急性腰痛には、鎮痛剤や筋弛緩薬の使用と、活動的になる助言が有益で、逆に安静臥床は無効ないし有害とされています。しかし、いわゆる‘ぎっくり腰’に対して、一般には安静にしていたくなります。そこで‘ぎっくり腰’になった日本人勤労者を対象に、指導の違いが翌年のぎっくり腰の再発に及ぼす影響を調べた研究があります。
調査した3803名のうち、過去1年にぎっくり腰になったのは12.5% でした。そのうち医療施設を受診したのは53.7% でしたが、その中で医師から‘腰痛が治るまでできるだけ安静を保つよう指導された’と回答した68名(54.5% が鎮痛薬か筋弛緩薬を使用)と‘痛みの範囲内で活動してよいと助言された’と回答した32名(43.8% が鎮痛薬か筋弛緩薬を使用)について、それぞれの翌年のぎっくり腰の再発状況をみたところ、安静群のほうが翌年にぎっくり腰を再発しやすい傾向にあり、加えて安静群のほうが多数回再発を繰り返しやすく、かつ3ヶ月以上の慢性化する傾向にあったということです。
※出典 独立行政法人労働者健康安全機構 労災疾病等医学研究サイト
http://www.research.johas.go.jp/22_kin/useful.html
What is chiropractic?
カイロってなに?
整体と混同されることが多いカイロプラクティックは、米国では100年以上の歴史があるヘルスケアです。現在、カナダ、スイス、イギリス、オーストラリア、オランダなど世界各国で正規の医療として法制化され、世界中の人々の健康に貢献しています。日本ではまだ法制化されていないため、整体同様に正規に医療行為として行うことはできませんが、脊椎への手技を中心として施術し、筋骨格系を整え、神経を働きやすくすることでケアをしていきます。整体とは異なる考え方で効果を引き出すカイロをご理解いただければと思います。
腰痛の一般的な知識をまとめてみました。詳細をみる
アメリカでは、カイロプラクティックは腰痛に対するポビュラーなヘルスケアです。しかし日本では、まだ認知度が低いようです。そこで、カイロプラクティックでは腰痛をどうケアしていくのかを解説していきます。詳細を見る
カイロプラクティックの腰痛に対する効果を、医学的に研究した事例を紹介します。ニュースソースは主に「Medline」という世界中から医学研究論文を集めたデータベースからの抜粋です。詳細を見る
腰痛でMRIをとり、椎間板の異常が見つかった。しかしその腰痛は、椎間板に起因するものなのでしょうか。ここでは、椎間板と腰痛の関係を解説します。詳細を見る
腰痛を引き起こす疾患もない、腰自体に痛みを引き起こすような機械的トラブルもみつからない、なのにいつも腰が痛い。そんなとき、心理社会的な要因も、腰痛を起こす要素として考える必要があります。ここでは、心理社会的要因による腰痛を解説します。詳細を見る
米国内科学会(ACP)と米国疼痛学会(APS)は、原因不明な腰痛に対し、MRIやCTなどの画像診断や他の診断検査をルーティーン(日常的)に実施すべきではないとする新しい合同ガイドラインを発表した。詳細を見る
旧来、ぎっくり腰で痛い間はできるだけ安静にしていましょう、というのが常識でした。しかし、本当にそうなのでしょうか。ここでは、安静と活動、どちらをとったらよいのか実験した研究をご紹介します。詳細を見る
椎間板が異常になると、頭に浮かぶのが「手術しなくちゃいけないの?」という疑問です。ここでは、どんなケースで手術を考えるか、判断材料として、腰痛先進国アメリカの椎間板手術ガイドラインをふたつ、ご紹介します。また、椎間板が時間とともにどうなっていくのかを簡単に説明します。詳細を見る
十分な睡眠と休息は、腰痛の予防や回復にとても大切です。寝不足や睡眠の質が悪い人と腰痛の関係をみると、正の相関関係があるようです。詳細を見る
EBM