ぎっくり腰はどのくらいでよくなりますか・・・
ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰は、腰や骨盤の靭帯や筋肉がケガをしている状態です。骨盤は、背骨を支える土台となる大切な骨格です。重心が左右にずれると、骨盤を支えている股関節にかかる力に左右差が生まれて、仙腸関節への力のかかり方も左右違うようになります。その結果、仙腸関節にズレが起きると、仙骨が傾きます。腰椎は、仙骨の上に椎間板と靱帯、筋肉で支えられています。仙骨の傾きは、腰椎とのあいだで異常な力のかかり方を起こして、腰椎捻挫や筋挫傷(ぎっくり腰)などの問題が起こるようになります。
ウイケアは、自力で元に戻れなくなっている骨盤、とくにずれた仙腸関節を整えることで、異常な力がかかって痛み出した急性腰痛(ぎっくり腰)を無理なく改善します。
急性腰痛(ぎっくり腰)には、
・椎間板
・椎間関節
・筋肉
・仙腸関節
のタイプがあります。
急性腰痛(ぎっくり腰)は、タイプごとに治療法を変えなければうまく直すことができません。急性腰痛(ぎっくり腰)のタイプを正確に見分けることができれば、あとは整体師が腕によりをかけて腰痛を整えていきます。
程度や体力、それまでの経歴など個人差はありますが、筋肉タイプの急性腰痛(ぎっくり腰)で2回、椎間関節タイプの急性腰痛(ぎっくり腰)で1回、椎間板タイプの急性腰痛(ぎっくり腰)で3回、仙腸関節タイプの急性腰痛(ぎっくり腰)で2回の治療を受けることで、76%のひとが改善しています。
ぎっくり腰の研究
欧米では、非特異的急性腰痛には、鎮痛剤や筋弛緩薬の使用と、活動的になる助言が有益で、逆に安静臥床は無効ないし有害とされています。しかし、いわゆる‘ぎっくり腰’に対して、一般には安静にしていたくなります。そこで‘ぎっくり腰’になった日本人勤労者を対象に、指導の違いが翌年のぎっくり腰の再発に及ぼす影響を調べた研究があります。
調査した3803名のうち、過去1年にぎっくり腰になったのは12.5% でした。そのうち医療施設を受診したのは53.7% でしたが、その中で医師から‘腰痛が治るまでできるだけ安静を保つよう指導された’と回答した68名(54.5% が鎮痛薬か筋弛緩薬を使用)と‘痛みの範囲内で活動してよいと助言された’と回答した32名(43.8% が鎮痛薬か筋弛緩薬を使用)について、それぞれの翌年のぎっくり腰の再発状況をみたところ、安静群のほうが翌年にぎっくり腰を再発しやすい傾向にあり、加えて安静群のほうが多数回再発を繰り返しやすく、かつ3ヶ月以上の慢性化する傾向にあったということです。
※出典 独立行政法人労働者健康安全機構 労災疾病等医学研究サイト
http://www.research.johas.go.jp/22_kin/useful.html
What is chiropractic?
カイロってなに?
整体と混同されることが多いカイロプラクティックは、米国では100年以上の歴史があるヘルスケアです。現在、カナダ、スイス、イギリス、オーストラリア、オランダなど世界各国で正規の医療として法制化され、世界中の人々の健康に貢献しています。日本ではまだ法制化されていないため、整体同様に正規に医療行為として行うことはできませんが、脊椎への手技を中心として施術し、筋骨格系を整え、神経を働きやすくすることでケアをしていきます。整体とは異なる考え方で効果を引き出すカイロをご理解いただければと思います。
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